みなさん、こんにちは。 フィリピンの魅力発信ユーチューバーのゆうた(@e_yuuu_)です。
HIKARIちゃん
ゆうた
最近では経済的に余裕ができて仕事を引退した方や年金生活に突入した方にとってフィリピンをはじめ東南アジアの国々は移住先として大変人気になっています。
年中温かい気候や安い物価は移住を考えている方にとってはとても魅力的ですよね。
でも、言葉や文化が違う国に移住するってとても不安ですよね(>_<)
僕も移住を始めた当初は想定外のいろいろなことが起きて、毎日が本当に大変でした。
そして実際に僕がフィリピンへの移住を経験してみて気付いたことは、フィリピンへ移住することへの覚悟が足りていなかったということでした。
移住に必要な情報はインターネットでいくらでも情報収集することができますが、情報よりも必要なことはいくつかの覚悟だということに気付いたのです。
この記事をご覧のあなたには僕と同じ失敗をしてほしくないので、フィリピン移住を失敗させないための覚悟についてこの記事を読んでしっかり学びましょう。
フィリピンへの移住を失敗する原因とは?
フィリピンへの移住を失敗する原因は大きく2つあります。 人によって原因はさまざまあると思いますが、僕の今までの経験上で言うとこの2つの原因がきっかけになっていることがほとんどです。
- 情報収集不足
- 覚悟不足
まずは、フィリピン移住で失敗する原因を理解する必要があります。
フィリピン移住失敗原因①情報収集不足
フィリピンに移住して生活をするということは、日本に住み生活することと大きく違います。
日本では当たり前だと思えるようなことも、ここフィリピンでは当たり前ではないことがたくさんあります。
例えば、事故や急な病気のときに救急車を呼ぶときも日本であれば無料ですが、フィリピンでは有料です。
フィリピンではお金がないとまともな医療を受けることはできないのです。
例を挙げ始めるとキリがないのですが、フィリピンに移住すると本当にフィリピンと日本とでは違うことが多いということに気付かされます。
インターネットが発展し、情報はいくらでも自分で集めることができますが、それでも情報収集ができておらずに、
「こんなはずでは、、、」
と日本に帰国することになる人も多いです。
以下はフィリピンに移住して気付いたことです。
- 渋滞がすごい
- 物乞いが多い
- 何でも待ち時間が長い
- 物価が高いものもある
それぞれ詳しく解説していきます。
渋滞がすごい
フィリピンのマニラは世界でも有数な交通渋滞が多い街としても有名です。
日本でも東京や大阪などは朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュで渋滞しますが、フィリピンのマニラの渋滞は比べ物になりません。
今でも忘れませんが、夕方5時ごろにマニラのマカティでタクシーに乗って、1時間たっても1キロくらいしか進んでいませんでした。
「そんなの嘘だろ?」 って思う方もいるかもしれませんが、これは日常茶飯事です。
ヘタすればマニラ内の移動だけで一日の内の3~4時間を費やすことなんてありえます。
これは本当にストレスになりますので要注意です。
渋滞の原因は、人口密度や交通ルール無視、道路が整備されていない、ジプニーなど様々な要因が考えられますが、正直なところ要因はどうでもいいので、なんとかしてくれと思います。
物乞いが多い
マニラやセブなどの都市部では物乞いが社会問題になるほどたくさんの物乞いやストリートチルドレンがいます。
道を歩いていると赤ちゃんを抱っこしたお母さんやストリートチルドレンが手を差し出してお金を恵んでほしそうにしてきます。
無視するのが一番なのですが、やはり心に響くときもありますのでストレスに感じます。
ちなみにフィリピンで物乞いやストリートチルドレンにお金を渡すのは一般的にやめておいた方がいいと言われています。
理由は2つあり、1つはお金あげることで彼らは働かなくても助けてもらえると勘違いします。
2つ目は、物乞いビジネスの存在です。
物乞いビジネスとは貧困な地方の村などから子供や赤ちゃんのいる女性を連れてきて、物乞いさせてお金を稼ぐ不届きな輩が存在します。 そのお金はまた、ドラッグや犯罪などに使われてしまい負の連鎖となりかねません。
何でも待ち時間が長い
フィリピンは売り手が強い国です。
それは全てに通じることで、買い物や公共サービスなどでも同じことがいえます。
スーパーのレジを待つだけで20~30分待つことや市役所などで書類をもらうのに2~3時間かかるのなんて当たり前です。
先述の交通渋滞と重なったときには、1つのことで1日が終わることも。。。
僕が経験した例で言うと、インターネットの開通があります。
申し込みから開通まで4か月もかかりました!
日本だったら考えられませんよね!
しかも、これはこちらからずっと催促させてですよ?
旅行でちょっと訪れるだけならば気にならないことも、いざ、移住となるとストレスになります。
物価が高いものがある
フィリピンへの移住をする理由の一つに、物価の安さを挙げる方もいるかもしれません。
確かに物価が安いものもあるので、生活費が安く済みそうなイメージがあります。
しかし、実際に住んでみるとそれは大きな間違いであると気付きます。
まず、電気代が異常に高いです。
1年中が常夏のフィリピンでエアコンを1日中使えば日本並みかそれ以上に高くなることもあります。
さらに安いイメージのある食費も意外と高いです。
ローカルのお店で買い物をすれば安いですが、スーパーなどで野菜を買えば日本の野菜の値段とそこまで大差はありません。
フィリピン移住失敗原因②覚悟不足
あなたはなんのためにフィリピンへ移住しようと考えていますか?
もしも限られた予算の中でフィリピンの安い物価を求めているのならば、大きな覚悟が必要になります。
日本と同じようなクオリティやサービスを求めてしまうと、日本以上にお金がかかることもあり得ます。
例えばマニラのマカティにあるコンドミニアムを借りようとしたら日本の地方都市の都心部以上に高い部屋もありますし、食費もローカルスーパーではなく、質を求めて高級スーパーに行けば日本よりも高くなる食材もあり割高になる可能性もあるのです。
また、文化的な部分も大きく違います。
特に仕事に対する姿勢は大きく異なるので、ストレスを感じることがあるかもしれません。
コンビニの店員が歌いながらタラタラレジ打ちするなんて、普通にあります。
ほとんどにおいて違うことが多いということに覚悟が足りずにフィリピン移住を失敗させてしまう人が多いのです。
フィリピンへ移住するということへの覚悟不足が失敗を招いてしまいます。
フィリピン移住は甘くない
フィリピンへの移住を失敗する原因について解説しましたが、改めて言うと 「フィリピンへの移住は甘くない」 です。
何度でもいいます。
「マジで甘くない」 です。
それでもフィリピンへ移住をしたいと考えている方は、フィリピン移住に失敗する2つの原因をしっかり頭に入れましょう。
「備えあれば憂いなし」足りないことがないくらい、しっかりと情報収集を行いましょう。
また、フィリピンに移住することは簡単なことではないということをしっかりと認識して、覚悟を決めてください。
フィリピンに移住して失うものは、大切なお金や時間など、取り返すことのできないものが多いので慎重に検討すべきです。
フィリピン移住を失敗させないための3つの覚悟
フィリピンへの移住は決して甘くはありませんが、それでも移住を考えているあなたには特別にフィリピン移住を失敗させないための3つの覚悟についてお伝えします。
今からお伝えすることをしっかり覚悟しておけば、フィリピンへの移住を失敗するリスクを減らすことができます。
フィリピン移住への覚悟①サービスやクオリティ
ハッキリ言ってフィリピンのサービスやクオリティは日本と比べると信じられないくらいに悪いです。
僕の経験をお話しすると、先述したようにインターネットの開通に4か月かかったこともありますし、例えば配達などが期日通りにきたこともほとんどありません。
日本で当たり前だと思っているようなことも、フィリピンではとんでもなく時間がかかったり、サービス自体を受けることができなかったりと全く違います。
フィリピンへ移住するのなら、日本人の感覚でのサービスやクオリティは絶対に求めてはいけません。
しっかりと覚悟をしておかないと、かなりのストレスを感じることになり、フィリピン移住を失敗してしまうことになりかねません。 ここは日本ではないと言うことをしっかりと覚悟しましょう。
フィリピン移住への覚悟②物価は安くない
フィリピンへの移住をしたいと思う理由の1つに、魅力的な物価の安さを考える方も少なくありません。
確かに、日本に比べると物価が安いと感じることは多くあります。
特に人件費は格安で、住み込みのメイドさんで月2万程度で雇うことができます。
しかし、本当に物価の恩恵を受けることができるのは、現地のフィリピン人の方々と同様な生活スタイルや食事が出来る方のみということを覚悟する必要があります。
例えば、フィリピンは日本に比べて治安が悪いのですが、治安の良いエリアと言われるマニラのマカティやボニファシオグローバルシティなんかでは、日本と同じくらいの家賃がかかります。
また、そのようなエリアは外国人向けのエリアですので買い物をするにしてもローカルエリアのスーパーに比べて割高です。
正直、日本とほとんど物価の差がないのではないかと感じることもあります。
もしもあなたがフィリピンのその魅力的な物価の安さの恩恵を受けたいのであれば、フィリピン人の方々が普段使うようなスーパーやレストランに行く必要があります。
そうすれば物価の安さの恩恵を受けることができますが、ローカルなスーパーやレストランで売られているものを食べたりする覚悟が必要になります。
現地フィリピン人と同じような生活をする覚悟があるのならば物価を安く感じることができますが、その覚悟がないようであれば物価は決して安くありません。
フィリピン移住への覚悟③医療費
フィリピンでの医療費についてもフィリピンへの移住で覚悟をしないといけないことになります。
日本では健康保険のおかげで自己負担額は3割で、とても良い医療サービスを受けることができますが、ここフィリピンではそうはいきません。
医療サービスは悪くないのですが、医療費がバカ高いです。
この医療費について覚悟しておかなければ、高額な医療費のせいでフィリピンへの移住を失敗してしまうかもしれません。
慣れない環境で住み始めると体調を壊したり、急な事故やアクシデントなんかも怖いですよね。
いつ何が起きるかわかりません。
医療費については覚悟しておくべきです。
高額な医療費をクレジットカードに付帯の保険でカバーしたり、少しお金がかかりますが日本で海外旅行保険に加入することも検討しましょう。
それでもフィリピン移住してよかったと思うこと
フィリピン移住を失敗させないための覚悟の中には厳しい内容があったかもしれませんが、それでもフィリピンへ移住して良かったと思うことはたくさんあります。
最後にフィリピン移住をしてみて感じたフィリピン移住のメリットについてお伝えします。
フィリピン移住のメリット①物価が安い
フィリピン移住を失敗させないための覚悟の中で、物価が安くないと言いましたがそれはあくまで覚悟ができていない場合です。
ある程度生活スタイルを変えることができるのならば、やはり物価の安さを感じることができます。
僕の一番のお気に入りは「マッサージ」です。
その安い人件費のおかげで、出張マッサージを頼んでも1時間800円くらい。
週に1度は頼んで、1週間の身体の疲れを癒してもらえます(^^)
フィリピン移住のメリット②温暖な気候
フィリピンは1年中温暖な気候の国です。
雨季と乾季はありますが、雨期は日本のような梅雨と違い夕方などに一時的な雨が降り、乾季も南国特有のカラッとした暑さなので日本と比べると厳しくありません。
気温変化がないので身体への負担が少なく、のんびりとした生活を送ることができます。
フィリピンへの移住メリット③英語が公用語
フィリピンは英語が公用語なので、英語を身近に学ぶことができます。
接客業で働く人はほとんど英語が流暢で、フィリピン人の英語力は世界でも有数です。
フィリピンに移住することにより、英語を自然と学ぶことができるので英語を学びたいと考えている方にとっては最高の移住先といえます。
また、語学学校なども多くあるので働きながら英語の勉強をすることも可能です。
フィリピン移住についてのまとめ
改めてこの記事をまとめると、 フィリピン移住の失敗する原因として
- 情報収集不足
- 覚悟不足
- サービスやクオリティ
- 物価は安くない
- 医療費