みなさん、こんにちは。
フィリピンの魅力発信ユーチューバーのゆうた(@e_yuuu_)です。
この記事ではフィリピンに初めて旅行や留学などで訪れる方へ向けて、フィリピンで犯罪に巻き込まれないために絶対に注意すべき5つのことをお伝えします。
初めてフィリピンを訪れる方にとって、現地の治安や犯罪状況というのはとても気になることの1つですよね。
僕も初めてフィリピンに旅行で訪れる前は必死にインターネットでフィリピンの犯罪情報を調べていた記憶があります(^^)
残念ながら、ここフィリピンでは外国人観光客を狙った犯罪が多発しています。
2020年、現在のドゥテルテ大統領になってからは犯罪も減少傾向ではありますが、まだまだ被害にあっている方も多くいるようです。
せっかくの旅行が最悪の思い出にならないためにも、あらかじめここで注意しなければならないことを確認し、犯罪などのトラブルを未然に回避できるようにしましょう。
先に大事なことをお伝えしますが、ここは日本ではないということを忘れないで下さい。
フィリピンの犯罪発生件数等について
フィリピン国家警察が2017年に発表した全国犯罪統計によりますと、犯罪件数は約52万件余りを記録しています。
窃盗、傷害・暴行事件、強盗事件、殺人事件等の重大事件は約11万件が報告されており、窃盗が約32%、傷害・暴行が29%、強盗が15%、殺人が8%となっています。
この数字は例えば日本の殺人事件件数の約10倍、強盗が約9倍の数字になります。
参考は「外務省の海外安全情報」
フィリピン滞在時の心構え
まずはじめに、それぞれの事件についてお伝えするまえにフィリピン滞在時の心構えをお話しします。
大事なことは1つだけです。
ここは日本ではないということを忘れないことです。
安心、安全についての日本国内での常識を捨てて下さい。
フィリピンは銃社会ですので、誰でも簡単に銃を手に入れることができます。
そして、世界でも上位にランクインしてしまうほどの治安の悪い国です。
脅すわけではありませんが、日本では考えられないような犯罪が起きています。
ここは日本ではない、海外にいるということを強く認識して下さい。
フィリピンで日本人が巻き込まれやすい代表的な犯罪例
ここではフィリピンで日本人が巻き込まれやすい犯罪の代表例をお伝えします。
フィリピンの代表的な犯罪①ぼったくり
外国人がよく遭遇する事件のひとつにぼったくりが挙げられます。
タクシーやマッサージなど、とにかく外国人とわかれば相場の何倍もの金額を請求されることがあります。
相手と英語でコミュニケーションができれば問題ないかもしれませんが、なかなか難しいケースが多く、言われるがまま支払う方が多いようです。
相手が外国人だとわかれば急に相場の3~4倍をふっかけてくることがありますので、冷静に交渉しましょう。
できるだけ利用前に金額を確認しておくことが重要です。
タクシーの場合は、必ずメーターがついているかどうか確認しましょう。
フィリピンの代表的な犯罪②タクシー
先述のぼったくりだけでなく、タクシー運転手による脅迫で持ち物を取られる事件が発生しています。
1番多い事件は、メーターを使わず高い金額を請求されるぼったくりですが、運転手がいきなりダッシュボードから拳銃をだして脅すケースも起きています。
しかし、タクシーでのトラブルを抑えることができます。
流しのタクシーより割高になりますが、グラブ(Grab)という配車アプリを使うことにより安心で安全にタクシーを使用することができます。
インターネット環境がある場合は、グラブを使ってタクシーを使用することをおススメします。
安心・安全にタクシーに乗ることができるグラブ(Grab)はこちらから
フィリピンでスマホを使用する方法はこちらから
タクシーの安全な乗り方はこちらから
フィリピンの代表的な犯罪③誘拐
これもマニラやセブなどの観光客が多い地域で発生している事件です。
車でいきなりさらわれるケースや睡眠薬を飲まされて監禁されるケースなどがあります。
身代金目的の場合がほとんどです。
暗い夜道を避け、知らない人には絶対について行ってはいけません。
また、知らない人から食べ物や飲み物をもらっても絶対口にしてはいけません。
フィリピンの代表的な犯罪④詐欺
詐欺の中で1番被害が多い詐欺は、投資詐欺です。
残念なことに日本人が日本人を騙すケースも発生しています。
お金の話がでてきたら、まず疑いましょう。
海外での投資経験者でない場合は、一度落ち着いて周囲の詳しい方やプロに相談しましょう。
契約書等は英語で作成されてあるため、英語ができない方はきちんと内容を理解してからでないと購入者に不利な条件等が記載してあることがあります。
フィリピンの代表的な犯罪⑤ストリートチルドレン
ストリートチルドレンによるスリも多く発生する犯罪の1つです。
信号待ちなどで止まっていると子供達に囲まれてお金や物をくれと言われます。
こちらが驚いているうちにポケットの中の財布や携帯を盗られてしまいますのでポケットには注意して下さい。
信号等でどうしても立ち止まっているときは回避しようがないので、無視をしながら身体に触れさせないようにするしかありません。
そのときはこちらから子供に触れないように注意して下さい。
残念なことに大人が子供を使っている場合もあり、こちらが子供に触れたとたんに暴力をふるったとして騒がれ、親が出てきて金品をゆすられるという事件も発生しています。
フィリピンで犯罪に巻き込まれた体験談(未遂)
私の経験談を1つお話しします。
以前、セブに友人2人と旅行に行くことがありました。
旅行中、帰りに予定していたセブパシフィックの飛行機が欠航になり、急遽、1日早くマニラへ行くことになりました。
マニラのホテルは前日に急に予約していたのですが、夜中に私宛にホテルの電話に電話がありました。
相手は女性で、何故か私の名前を知っており、何故かその日に私たちがセブからマニラへ移動したことを知っていました。
相手の女性は名乗りませんが、お金が必要だから私たちの滞在するホテルに取りに行くと言ってきました。
意味がわからなかったので、もちろん無視をして電話を切りましたが、正直少し怖かったです。
すぐに別の部屋の友人に連絡し、朝まで部屋から出ないように伝えました。
結局何事も起こらず、事なきを得ましたが1番不可解だったことは、急に1日早まった日程を知られていたということでした。
どこから情報を得て、私たちを騙そうとしたのか?
答えはわかりませんでしたが、もしかしたら事件に巻き込まれるかもしれませんでした。
フィリピンで犯罪に巻き込まれないために絶対に注意すべき5つのこと
フィリピンで犯罪に巻き込まれないための予防策としては、
- 夜道を1人で歩かない
- 知らない人についていかない
- 知らない人から提供された食べ物や飲み物を安易に口にしない
- 話しかけてくる人に警戒心を持つ
- 旅行先でもハメを外しすぎない(飲みすぎない)
はじめにも書きましたが、ここは日本ではないという感覚が大事です。
フィリピンで犯罪に巻き込まれてしまったら
どんなに自分で気を付けていても巻き込まれてしまうことはあります。
万が一、犯罪に巻き込まれてしまった場合、最優先すべきは自分の命です。
犯罪者は興奮状態でいることが多く、何かしらの刺激で攻撃されることもありえます。
自分の命以上に価値のある金品はありませんので、自分の身の安全を確保して下さい。
その後、警察への通報、日本大使館へ連絡しましょう。
主な連絡先
警察 マニラ/117
セブ/166
ダバオ/911
日本大使館 02-551-5710
犯罪によっては海外旅行保険に加入していれば、保険金がでることもありますので必ず警察へ通報し証明書を作成してもらいましょう。
クレジットカードの加入で海外旅行保険が無料で付帯されるカードについてはこちらからどうぞ
フィリピンで犯罪に巻き込まれないために絶対に注意すべき5つのこと まとめ
いかがでしたか?
たくさんの魅力があるフィリピンですが、残念ながら犯罪が多いという一面もあります。
犯罪に巻き込まれないようにするには、自分でトラブルを出来るだけ回避する行動をすることが重要で、常に頭の中でそのことを意識するしかありません。
何が起こるかわからないので、必要であれば事前に海外旅行保険に入っておいてもいいかもしれません。
せっかくの思い出が嫌な思い出にならないためにも、事前に準備しておきたいですね。
これからもフィリピンの情報をたくさん発信していきます。