みなさん、こんにちは。
フィリピンの魅力発信ユーチューバーのゆうた(@e_yuuu_)です。
今日はフィリピンで水を安全に飲む方法をまとめました。
私たちの生活に欠かせない水ですが、日本にいると水を安全に飲むということをあまり考えたことはないのではないでしょうか。
しかし、フィリピンでは今まであまり考えることもなかった水を安全に飲むことについて知っておく必要があります。
それは日本とフィリピンとでは、水における安全が大きく違うからです。
フィリピンに訪れる前に、この記事を読んでしっかり学んでおきましょう。
フィリピンの水道水
フィリピンの水道水は、現地のフィリピン人たちですら飲みません。
飲んだら体調を壊してしまう可能性が高いです。
マニラなどの都市部では、実は日本の商社(三菱商事)が関係しており日本の水道技術が導入されていますが、それでも飲むことはできないのです。
供給元の水は良い水かもしれませんが、供給中の水道管や浄化槽などが汚染されているところが多いので結局は水質の悪い水になっているようです。
水道水の使い道
飲んだら体調を崩してしまうような水道水ですが使い道はもちろんあります。
調理の際の洗い物、歯磨き、うがい、洗顔やシャワーなど体内に入らないことに使うには問題はありません。
ただし、神経質な方や安全重視な方は歯磨きやうがいはやめておいた方がよいでしょう。
また、加熱することで安全な飲用水とまではいかないかもしれませんが使用用途が拡がります。
私の家では加熱する場合は特に神経質にならずに水道水を使用しておりますが、誰もお腹を壊したことはありません。
フィリピンで飲める安全な水
フィリピンで飲むことができる安全な水は大きく2つあります。
ろ過浄水
いわゆるウォーターサーバーのお水です。
フィリピンの一般的家庭ではほとんど飲用水として使用されている安全な水の一つです。
価格は約20リットルのタンクがだいたい20ペソ(40円程度)です。
私の家では月に10本ほど使用しますので、飲用水代がだいたい月200ペソ(400円程度)です。
現地ではディスペンサー(dispenser)と呼ばれています。
ペットボトルの水
スーパーやコンビニなど様々なところで販売されています。
価格は種類によって違いますが、フィリピンで一番安全な水です。
路上や個人商店などで販売されているペットボトルの水は注意が必要です。
中身が水道水の可能性がありますので、未開封か必ず確認して下さい。
ペットボトルのお水の中でもWilkins(ウィルキンス)という種類のペットボトルは少し高いですが、蒸留水ですので、特に赤ちゃん用の水として有名です。
我が家でも、子供の飲み水はWilkinsを使用しています。
注意1 水道の断水について
フィリピンでは何の前触れもなくいきなり断水することがあります。
この断水、結構やっかいでいつ復旧するかわかりません。
さらに断水後はサビ水がでますので、サビ水が出なくなるまで水を出し続ける必要があります。
私は以前、このサビ水のことを知らずに断水が復旧してすぎにシャワーを浴びてビックリしたことがありますので皆さんもご注意下さい。
フィリピンの家は基本的にユニットシャワーになっていて、このような大きなバケツが置いてあります。
基本的には、トイレ後やシャワー時の掛水として使われますが、断水時はこの水がかなり貴重になります。
注意2 氷について
レストランなどで提供される氷は特に注意しておいた方が良いです。
水道水をそのまま凍らせたものが使用されている可能性が高いからです。
高級ホテルやレストランなどではあまり問題はありませんが、それ以外では注意が必要になります。
まとめ
いかがでしたか?
日本ではあまり気にすることがない水ですが、ここフィリピンで安全に飲むことができる水は購入する必要があります。
フィリピンだけでなく、海外の多くの国では水は買うものという認識があるのですが、水道水を飲むことができる私たち日本人にはなかなか認識がない方も多いと思います。
せっかくの海外旅行が水道水を飲んでしまって体調不良を起こしてしまったということにならないためにも、絶対に気を付けて下さいね。
気を付けていても起こってしまうこともありますので、日本から薬を持っていくことや急病に備えて海外旅行保険に加入しておいた方がいいかもしれません。
これからもフィリピンの情報をたくさん発信していきます。
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