みなさん、こんにちは。
フィリピンの魅力発信ユーチューバーのゆうた(@e_yuuu_)です。
今日は、フィリピン人に大人気の日本のシーフードヌードルを使って、フィリピンの人々は日本のシーフードヌードルとフィリピンのシーフードヌードルを見分けることができるのか検証しました。
フィリピンに行ったことがある方なら空港で見たことがあるかもしれませんが、フィリピン人がフィリピンに持って帰るお土産の定番にシーフードヌードルがあります。
ドン・キホーテなどのスーパーで箱買いし、その箱のまま空港へ持ち込む人もいるくらい大人気です。
今回の検証は、友人のフィリピン人とシーフードヌードルの話になったときに、
「日本とフィリピンのシーフードヌードルは全然違う。」
と言った一言をきっかけに始まりました。
私のフィリピン人の友人は、フィリピンの中では富裕層に部類する方で日本にも観光にきたことがあるくらい日本好きで、今回の企画は「見分けることができる」と自信満々でした。
しかし、検証の結果、そこには意外な結末が待っていました。
動画はこちらからどうぞ
フィリピン人は日本のシーフードヌードルがわかるのか?
今回の検証は、先述の通り日本のシーフードヌードルとフィリピンのシーフードヌードルをフィリピン人に食べ比べてもらい、どちらが日本のシーフードヌードルかを当てることができるのか?です。
どちらかわからないように別の容器に移し替え、2人ずつ5組、計10人のフィリピン人の方にお手伝いをして頂きました。
シーフードヌードルの検証の前に
検証に入る前に検証場所の説明をします。
場所は、友人の地元カガヤン・デ・オロ市内で行いました。
私が以前、フェイスブックで私たちの活動を投稿したときに「自分たちの部落にも来てくれないか?」と連絡をくれたビリーさんとの交流をきっかけにこの場所に行くことにしました。
この地域は、フィリピンでいうと最貧困層とまではいきませんが、貧困層が住む地域で、水道は通っておらず部落内にある複数の井戸を住民達で使っています。
フィリピンにはこのような部落はたくさんあり、私たちが行っている貧困の子供達を救う活動もこのような場所を中心に行っています。
日本とフィリピンのシーフードヌードル食べ比べ大検証
検証はゲームのような感覚でやるつもりでしたが、参加頂いた方が思っていた以上に本気でした。
それぞれのシーフードヌードルを別容器に移し替え、A又はBのどちらが日本のシーフードヌードルかを答えてもらいました。
以下は検証中にでた両者を見分けるためのポイントのコメントです。(あくまで意見です)
- 日本のシーフードヌードルの方が、麺が固い
- 味が違う(日本の方が美味しい?)
- 具が違う(日本の方が美味しい?)
- 日本のシーフードヌードルの方が、スープの味が濃い
- フィリピンのシーフードヌードルの方が、麺が延びるのが早い
検証中は検証している人は本気で取り組んでくれていましたが、全体の雰囲気はとても楽しく進めることができました。
周りにはギャラリーも来ていて大盛り上がり。
果たして全員正解を当てることができたのか?
シーフードヌードル食べ比べ結果
フィリピン人10人へ検証を行った結果、10人中8人が正解することができました。
実は私も全員が正解できるだろうと心の中で考えていたので、今回の結果にはビックリしました。
検証中の両者を見分けるポイントのコメントの中に、
- 麺の固さが違う
- スープの味が違う
というコメントがありましたが、実は私も同じ意見だったので、簡単に見分けることができるだろうと考えていたのです。
しかし、検証後に参加者達と話していると意外な事実が判明しました。
なんと、今回参加していた方10名の内2名がそもそもシーフードヌードルを食べたことがないので、フィリピンのシーフードヌードルの味さえわからないという状態だったのです。
貧困の差が激しいフィリピンでは、地域格差もあり、田舎に行けば行くほどモノがあまり流通していないこともあるのです。
今回の結果は私にとって改めてフィリピンについて知らされる結果となりました。
シーフードヌードル食べ比べ検証後
検証後は子供達も入ってみんなで美味しくそれぞれのヌードルを頂きました。
子供達へはヌードルだけでなく、チョコレートなどのお菓子もプレゼントしとても喜んでくれました。
中には、今日は仕事に行っているお兄ちゃんに渡したいから自分の分を家に持って帰っていいか、という子供もおりフィリピン人の家族愛に触れることができて私も幸せな気持ちになりました。
そして、子供達が働かないと生きていけないこの国の貧困問題についてまた考えさせられました。
まとめ
いかがでしたか?
フィリピンで日本とフィリピンのカップヌードルシーフードを見分けることができるか検証した結果、10人中8人が正解することができました。
今回の検証で、カップヌードルシーフードを見分けることができるかどうかということよりも、改めてフィリピンの貧困問題について考えさせられる結果となりました。
私たち日本人が日本で暮らしているだけでは想像もつかないような貧困がこの国には蔓延しています。
そのあたりは私がフィリピンで活動を始めた理由の1つですので、別の記事にまとめたいと思います。
フィリピン人へお土産を考えている方は、カップヌードルシーフードを持っていくと大変喜ばれますよ。
これからもフィリピンの情報をたくさん発信していきます。